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『ヴィクトリア少年音楽学園』

 

ヴィクトリア少年音楽学園には、秘密がある。

 

表向きは、音楽に秀でた少年達が己の才を磨く為の名門校。

だが、その裏の顔は、10年前に世界を混乱に陥れた、怪物【略奪者(マローダーズ)】から世界を救う戦士【救世主(サルヴァトーレ)】を育てる学園だ。

 

学園の生徒達は皆、【略奪者】をもってしても奪えない【声の能力(ウォークス)】を所持しており、音楽の才を高めれば高めるほど、力も洗練されてゆく。

 

迷いと葛藤を抱えた『人とは違う』少年達は、それぞれの未来の為に戦い続ける。

【救世主】が、声をあげ剣を握った先で見たものとは。

パープルグロー

【ヴィクトリア少年音楽学園】

今年で創立10周年を迎える全寮制の音楽学校。器楽コース・アイドルコース・声学コース・舞台コース等、多岐にわたるプログラムが搭載されており、音楽に関して多様な学びを享受できる学校。生徒は男子のみ。

 

【略奪者特殊対策学園】

上記の学園の本来の名前。普段は音楽学校としてカモフラージュしてあるが、実際は【略奪者(マローダーズ)】と呼ばれる怪物から人々を守る少年の戦士達を訓練する機関。ここに在学する少年達は皆、世に名を残した有名な音楽家の【後継者】と呼ばれ、音楽・声に関する異能を持っている。

 

【略奪者(マローダーズ)】

10年前に突如地球に現れた怪物。最初の姿は160センチ程の自立した黒い影。

人間のあらゆるものを奪って生存し続ける存在で、奪ったものを体に取り込みながらその身を変化させる。手や足、目鼻から、人の声や心、頭脳に至るまで、人間の性質は何でも奪い取ることが出来る。

性質を奪われた人々は、その機能を失ってしまう為、一時期世界は混乱に陥った。

唯一、学園に通う少年たちの持つ異能だけは奪う事ができない。

 

【声の能力(ウォークス)】

少年たちの持つ異能。人によって形態や技は様々。声を発したエネルギーから生成されるため、歌を歌ったり発声の訓練をすることで、異能は力を増し洗練されていく。

男性のみに出現する力であり、 本作開始の12年ほど前より発症の例が見られた。個人差はあるが、大体6〜8歳の頃に現れ、16歳になると消えてしまう。

ここ数年の調査によって、名のある音楽家たちもかつて似たような異能を持っていたと言う記録を入手することが出来た。 異能を持つ人間は少数ながら各地におり、その存在は限りなくマイノリティではあるが一般人にも周知されている。ただ【略奪者】の存在や異能の者を集めた学園が存在していること、そこで彼等が戦っていることを知る者はいない。

 

【救世主(サルヴァトーレ)】

【略奪者】を倒す為に組織された、略奪者特殊対策学園に通う戦士達の総称。【声の能力】を保持している10〜15歳の少年達のみで構成されている。

用語集

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